2011年1月3日月曜日

改めて、初の雪山

初めての雪山に行ってきました。行程は下記。
2010年12月28-29日
28日
9:00 小淵沢駅
車で美濃戸山荘まで
10:00 スタート 
12:00 赤岳鉱泉着 昼食
13:00 アイゼン訓練
以降 昼食・就寝
29日
6:30 起床・朝食
7:30 出発
8:30 行者小屋 アイゼン装着
10:30 赤岳 山頂
11:00 赤岳展望荘 休憩
12:00 出発
13:00 赤岳鉱泉着 昼食
14:00 出発
15:30  美濃戸山荘着 終了

いやー楽しかったというか、グッと来ました。
恐怖、達成感、アドレナリン、登頂欲
でっかい2日間でした。

写真もいっぱい撮ったのでご報告
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スタート地点の美濃戸山荘です。

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こんな感じの林道をガイドさん(2)+参加者(4)で進みます。

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先に見えるのが今回のターゲット「赤岳」でしょうか?
天気も素晴らしく幸先の良いスタート。

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2時間弱でトレーニング&宿泊の赤岳鉱泉に到着。
が、その頃には天気も悪く風も雪煙を巻き上げるほどで、、、
不安がいっぱい。

このあとアイゼントレーニングですがカメラ持たずで写真なし。
初めて履くアイゼンはおっかなびっくり、氷の坂道を登ったり降りたり、びびってるとガイドさんから「大丈夫だから!!」と叱られ、、こんなんで明日大丈夫かいな。
ともあれ講習終了。
その頃には気温も下がり、かなり寒ーい。

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評判の赤岳鉱泉の夕食。本当にビックリ・立派。ちょっとした旅館だね、とっても満足してお腹いっぱいで就寝。寒くもなくとても良く寝られました。

写真ないですが、朝食もおいしく頂きました。普段朝は食べないんですが、こうゆう所では食べれるんだよな。

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いろいろ準備して、今回の目的地:赤岳に向け出発!!
うーん天気悪い、、、

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まずはガイドさんのあとをトボトボと付いて行きます

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晩に降ったんですね、僕らは一番手で出発したみたいで、トレース(足跡)の無い新雪の一面です。

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ということで、ラッセル!!!
ガイドさん先じゃないのね、、
僕も含め参加者みんなで交代にラッセルします。深いとこは膝までいってます、かなりハード。

途中の行者小屋でアイゼンも装着して雪山に本格挑戦!!

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雪と相変わらずのガスで白ーい、怖ーい
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木々が低くなってきた

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森林限界を超えると風も強く高度感ありあり。
耳・口元・鼻・顔全体と冷気が強まるにつれ装備を強化して行きます。稜線上ではバラクラバ、ゴーグル、フードで完全防備。

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稜線上は岩+氷がほとんど、雪は所々にうっすらと。怖いんですけど、、 
「少しでも雪が着いてる所を踏んで!!」


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この頃にはロープ(ビレイ)も付けて頂き、トップはガイドさんです。
ここで踏み外したら、、、

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視界は悪く、立っている所から下はほとんど見えません

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こんなとこ登って行きます。もう少し。

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お、なんか書いてある!!

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登頂!!

見通しが悪くて、いつの間にか頂上に着いてました。
更にというか、冷気と風で、足下確認・しっかり息するってだけで精一杯でした。
着いてよかった。

写真では空が青っぽく映っていますが、肉眼では真っ白雲の中でした。
記念撮影もそこそこ、早々と下山開始。

ここから赤岳展望山荘へと向かうのですが写真有りません。

な〜んでか?というと、ガイドさんより「じゃあココからSさん(僕:緑)とFさん(同行参加者:赤)とで交代でトップとってください」とのこと。
え〜〜って、危ないって、怖いって。
(というかビレイしているのでガイドさんが上に居なきゃいけないから、我々が下で当然、、)

びびりながら、当然写真とる余裕なんか全く無し、へっぴり腰で降りて行きます。
途中「ココ行くんですか、、」ってくらいの岩と氷の斜面では、子犬のようにガイドさんに助けの視線を送るも、「大丈夫だから行って!!」みたいに言われつつ、なんとか降りて行きます。

まあ、30分もすれば森林限界を過ぎて木々が見え始めます。次第に路面にも雪が着いてアイゼンも良く効くようになってきます

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お、カモシカさん出現。全然逃げないんですね。
この頃には斜面も危険度下がってタッタカ降ります。

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ビレイもここまで
そのうちアイゼンも終わり

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気温が低いから?
雪の結晶が目でもはっきり見えます。

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赤岳鉱泉に到着。お昼を頂いて、更に下山。
もうハイキング気分で気楽に下山。

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という感じで無事終了。

正直、登頂前後はうる覚えですね、強風と雪、低温のなかバラクラバ、ゴーグル、フードをすると息苦しくて視界も狭く思考も閉じて行く感じ。ただ一歩づつ一歩づつ歩くだけ。

そんな年末の達成。

すごい充実の二日間だったけど、終わってすぐは次の山行のことまでは考えていませんでした。

が、1日2日とすると、、、
また次のお話。

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